2月25日午後、市内畑寺2丁目に新たに消防団桑原分団消防ポンプ蔵置所が新たに建設され、その落成式が執り行われ、市議会を代表し来賓のご挨拶をさせて頂きました。
建物の概要は、鉄骨造2階建て延床面積約110m2で、1階には消防ポンプ自動車1台、小型ポンプ積載車1台及び資材倉庫が、2階は消防団員の待機室になっています。
土地購入費用も含めた事業費は、約5,300万円です。
市内には、このような蔵置所が108カ所ありますが、その内耐震化率は79%であり、こういった蔵置所の蔵置所の耐震化への建設工事が、毎年進められており、平成28年度も桑原分団を含めて5カ所の蔵置所が改築されました。
今後起こるであろう南海トラフ地震、更に豪雨や大雪、竜巻など、異常気象による自然災害など、多くの災害が全国各地で頻繁に発生しています。
松山市の防災対策に関しても、災害による被害を最小限にとどめ、不測の事態に迅速に対応するには、地域住民と最も身近なところで活躍している消防団の方々の力なくしては成り立たない状況であります。本日落成した蔵置所を、地域の防災の要として、そして桑原分団の活動拠点として、大いに活用していただきたいと思います。
また式典では、桑原中学校2年生の松原さんが、この蔵置所のシャッターに「守ろう私たちのくらし」をテーマとして描いた作品に対して、野志市長から感謝状が贈られました。