13日午前、松山市大可賀3丁目の松山港外港地区の国際物流ターミナルで、大型船舶の寄港に対応する水深13メートル岸壁と、ガントリークレーンの供用開始を祝う記念式典が開催され、市議会を代表し出席しました。
国際物流ターミナルの整備事業は、松山港圏域における企業の産業活動を支えるため、増大する外貿コンテナ貨物や、他港からの二次輸送を強いられている石炭の輸送の効率化を図ることを目的としています。
また、大規模地震発生時に被災直後の緊急物資、避難民、建設機械等の海上輸送を実現し地域住民の安全・安心の維持や、被災した港湾施設が復旧するまでの問、最小限の港湾機能を保持し、外貿コンテナ貨物等の取り扱いを可能とすることで、地域経済活動の支援を行うことも目的として、平成5年から総事業費403億円で整備が進んでいました。
今回の国際物流ターミナルの完成で、13メートルの水深を確保することで、4万トン級の貨物船が寄港できるようになり、今後大型のクルーズ船の寄港も可能になりました。
また今回増設されたガントリークレーンは松山港で2基目で高さが46M、貨物をつり上げる腕部の長さが36.5Mで、この長さはコンテナ13列分に対応し、この規模は四国最大級ということでした。
記念式典では、国交省四国地方整備局の名波局長が「物流の生産性を向上させ、地域経済の成長力強化に寄与する。」と挨拶し、その後、三津浜中学校吹奏楽部の皆さまの演奏の後、私も参加してのテープカットが行われました。
そして実際に新設されたガントリークレーンを使った船への荷役のデモンストレーションが披露されて、記念式典は終了しました。
上記写真は左から
【テープカットの様子】【新たに設置されたガントリークレーン】【塩崎厚労大臣の祝辞】
【梅岡副市長(松山市長代理)の祝辞】【三津浜中学吹奏楽部の演奏】