7月1日午前、余戸東4丁目の旧・余土中学校が移転した後の耐震基準を満たした旧校舎の一部を改修して、老朽化が進んだ「余土保育園」と余土小学校から離れた場所にあった「余土児童クラブ」と、そして新たに、市内で3ヶ所目となる「子ども総合相談センター事務所」がこのたび整備され、その開所式に出席しました。
開所式では野志克仁市長のご挨拶に続き、私が来賓を代表しお慶びを申し上げました。
そして児童、園児のアトラクションの後、施設内の見学をさせて頂きました。
施設の3階には、子ども総合相談センター、2階には余土児童クラブ、1階には余土保育園が整備され、見学会では、発達障がい児童と教師のやりとりをマジックミラーで区切った隣の部屋から観察できる部屋や、保育園の各部屋に手洗い場所が設置され廊下に出なくてもいつでも手を洗うことが出来るようになっているとか、給食調理場が、園児からガラス越しに見えるようになっているとか、各部屋には棚とか物入れが多く設置され、また園庭も大変広いいスペースが取られるなど、現場の保育士さんの意見が多く取り入れられたものになっていました。
それが実現したのも既存の中学校校舎の改修であるため、大きいスペースがとれやすかったからとのことでした。
余土地区に於いて、新たに子育て支援の拠点と子育てに関わる複合施設が整備されることは、大変意義深く、今後、保育園や児童クラブの受入拡大、迅速な子育て相談に繋がるなど、地域の子育て環境の大きな前進となることを期待しています。
今後におきましても、して、大いに活用されることを願っております。