19日午後、松山市出身の青年海外協力隊員の野志市長への帰国報告に同行しました。
帰国されたのは、石上さんで派遣国は、アフリカの南にある「ナミビア」でした。
ナミビアは、面積82万Km2、人口174万人の国で、赤道に近いのに平均高度1,000mの高原地域であるため一日の気温の差が大きく、気温が冬は25度から0度、夏は42度から17度で、朝は厚着で昼にかけて脱いでいき、薄着になり、夕方に向かって今度は服を着ていく生活とのこと。
現地では、小学校で美術、体育、課外活動の指導及び一教員として学校行事の運営や補助に携わっていたそうです。
ナミビアに行って感じたことは、幸せの基準が違うってことでした。
例えば、日本では、蛇口をひねると水が出るは当たり前ですが、向こうでは断水があります。
また洗濯機がないため洗濯は手洗いでした。
日本であたり前だけど、現地では凄いこといっぱいありました。
でも、現地の皆さんは明るく助け合って生活されてました。
帰国後の抱負として、日本の子どもたちに視野を広げてもらうためにも、英語教育や国際教育がしたいと云われていました。
本当に、素晴らしい笑顔の帰国隊員でした。笑顔は万国共通言語ですね。
ところで長年にわたり、青年海外協力隊のお世話をさせて頂いていますが、初めてお土産の干した「イモムシ」を食べました。
約3センチぐらいで、食べても味は全くありません。
ボリボリと日本の煮干しを食べてる感じでしたが、現地では、これを煮て各家庭の味付けをして食べるそうです。