14日、5年に1度の「監理技術者講習」が市内であり受講しましたが、朝8時30分から夕方5時頃まで缶詰状態での講習でした。
前職時代に、「1級土木施工管理技士」の資格を取得していますが、この資格があれば、すべての土木工事で、作業工程ごとの責任者である「主任技術者」と現場の全体を指揮する「監理技術者」の両方に選任されることができ、あらゆる土木工事で施工管理や安全管理の業務に従事することができます。
特に管理技術者として現場に配置されたときには、監理技術者資格者証を所持し、且つ5年以内に受講済みを証した監理技術者講習修了証を所持した者を担当につけなければならないという定めがあり、今回の受講となりました。
私にとって、現在、現場で「監理技術者」として働くことはありませんが過去5年間での建設業界を取り巻く様々な法律や制度、最新技術などを学ぶ機会として今回も受講しました。
建設業界も就業者数がどんどん減っており、最盛期の全就労者に占める割合は、7.6%、約500万人、最盛期の7割程度まで減っており、その年齢についても、29歳以下が11%、(全産業16%)、一方55歳以上が34%(全産業30%)と、高齢化がかなり進んでいます。
今後の建設業界を考えたときに、建設業の働き方改革、社会保険未加入問題、女性の活躍推進、更に外国人材の活用などの課題があるとありました。
参考ですが、上記の課題について、外国人材の活用以外の3項目については、議会で取り上げています。
講習最後には、難しい試験もあり大変緊張した講習でした。