新型コロナウィルス対策で、ステイホームに心がけて居る土曜日、折角のこの時間、何かに挑戦しよう、体を動かそうと考えていた矢先、東日本大震災時に都心部で交通路が麻痺するなか、大勢の市民が道路や線路を歩いて帰宅したときの体験談を聞きました。
もし本市でもこういった災害時に、どうしても帰宅しないといけない場合、どのようなことが想定されるのか、また帰宅難民にならないためにも、災害時を想定して徒歩での帰宅を試してみようと思い、昨日、近所に住む知人と二人で市役所からいざ自宅に向けて歩いてみました。
直線距離で約6KM、路程で約9KM、出発前に知人曰く「遠いでしょう、歩ける自信がないですね。」と、しかし約40分経過で伊予鉄衣山駅付近を通過、「意外と近いですね。これって楽勝ですね。」と笑顔に。
結局、15分間の水分補給時間を含めて、1時間55分で自宅に到着しました。
荷物もなく身軽な服装での徒歩でしたが、多少疲れました。
災害時には、猛暑や雨、更に道路や橋の損傷、瓦礫や電柱が道を塞いだりすることも予想されます。
実際に歩いてみて、素通りでは分からなかったいろいろな状態を想定することが出来ました。
災害発生時に、昨夜のように順調に歩けるか分かりませんが、今まで車や単車、電車に頼っていて、それしか帰宅方法はないと思い込んでいた自分が実際に歩いてみて、歩いてでも帰宅出来るという自信を持てたことが、大きな収穫でした。