6月5日、母校の高浜小学校(坂和博子校長)の運動会に来賓として出席させていただきました。
なぜ、この時期に運動会かな?・・・・実は、今年度に校舎1棟の耐震補強工事、1棟の大規模改修工事が行われるからです。
工事の着工は、7月の予定です。
私が40年前に学んだ校舎で、唯一現存する校舎第1棟(S33年築)を夏休み中に耐震化補強が行われます。その後、現在職員室などがある校舎第12棟(S62年築)の大規模改修を行い、年内の完成予定です。
総事業費は1億7千万円で、第12棟の屋上には市内の小中学校に順次設置されている太陽光発電のパネルが設置されます。発電パネルの大きさは80m2もあり、約10Kwの発電量で、つくられた電力は主に学校内で使用され、余剰電力は四電に売電されるとのことです。これは児童たちに環境教育の意識を高めるのが目的です。
今回の工事では、プレハブ教室などは設置されず、普通教室の有効活用で対応するそうです。その代わりに、工事スペースとして現在の運動場の一部が使用される為、今回の運動会の開催となりました。
運動会では、2か月前に入学した新一年生も元気に頑張っていました。出席して、6月の運動会の方が暑くなく、日差しも強くなく、児童にとってはベストコンデションではないかと思いました。
学校の校舎、体育館の耐震改修工事は、児童生徒の安全ということと同時に、災害などの発生時には、耐震補強された建物は、市民の避難場所、復旧の拠点として大きな役割を果たします。 まだまだ市内には耐震補強されてない校舎があります。今後市内も含め全国的にこういった学校の校舎、体育館などの耐震調査、耐震補強工事が急がれます。