5日午後、元オリックス・ブルーウェーブ監督の石毛宏典氏が、この度の新リーグ結成の経過、また運営方法などについて、経過説明と協力の要請のために松山市議会を訪れました。
石毛氏からは、『私達はプロを目指している若者が、自分の技術を磨き、実力を伸ばし、夢を追い続ける場所を新たに提供したい。 「素質があるにも拘らず、進学できずに、野球を辞めてしまった」 「旧態然とした体育会系の体制についていけずに野球を断念した」 「所属していた社会人野球チームが廃部になったのを機に辞めたが、プロ野球選手の夢は捨て切れない」など、このような若者はたくさんいます。現実に、メジャーリーグを目指して渡米するケースも数多くなってきました。四国独立リーグはこのような若者に、チャレンジの場を提供したい。また、四国独立リーグでは元プロ野球選手らを指導者に迎え、質の高い野球を浸透させ、ファンの方にお見せします。 その一方で、地域のリトルリーグや大学・社会人野球との交流も進めていきたいと考えております。「野球王国」といわれる四国の地で、学童から社会人まで広く交流を図ることにより、 地域における野球の普及・レベルアップに貢献できれば、と考えています。』と、熱く語られていました。
松山では、マドンナスタジアムをホームグランドに考えているとのことで、その場合ナイター照明の照度不足が問題になるため、松山市に対して照度アップの対策をはじめ、全面的な協力要請がありました。
企画・運営するのは、現在同リーグの運営主体となる「株式会社IBLJ」で、日本プロ野球組織(NPB)とは一線を画すものとして、四国各県の野球関係者から期待と注目を集めています。この独立リーグ誕生は、再編を進める球界にも一石を投じることになるものだろうと云われています。
トライアウト(入団テスト)も、12月5日の高松を皮切りに、全国で5カ所の予定です。
上記写真、右から雲峰、石毛IBLJ代表取締役。
コメント