就職を希望する若者をトータル的にサポートする『ジョブカフェ・愛work』は、昨年、7月16日にオープンしました。
この『ジョブカフェ・愛work』の開設については、昨年3月に県公明党本部青年局が中心となって、「深刻な若者の雇用状況の打開へジョブカフェ設置を求める要望書」と賛同する2,981人分の署名簿を加戸守行知事に提出しました。、その折、加戸知事からは「皆さんの希望に対応できるようにしていきたい」とあり、同年7月にこの「愛work」が設立されました。
オープンして約10か月、笹岡博之県議会議員、党青年局のメンバーが、「ジョブカフェ愛・work」を訪問し、伊賀昭三郎センター長に、サポート活動の状況、実績、若者の反応、更に今後の課題などについてお話を伺いました。
『ジョブカフェ・愛work』では、対象が34歳以下の青年を対象にして、職業紹介が主のハローワークとは違い、就職を希望する若者に対して、きめ細かな就職相談、就職活動支援、企業が求める高度な専門スキルを習得するプログラムの実施、そして職場への定着支援等、就職トータルサービスを受けることが出来ます。
運営時間も、若者が利用しやすくなるよう、本年1月から時間延長がなされ、
【平 日:8:30~19:00 土曜日:10:00~18:00】となっていて、1日平均約200人の若者や学生が利用しています。
訪問して感じたことは、部屋が明るくてスタッフのメンバーも軽装で、以前のハローワークのイメージとは違い敷居が低くて、若者が気楽に相談できる雰囲気でした。
スタッフも26名と充実しており、ユースコーディネーターと云われる現役の大学生から、経験豊かな相談員の方まで、多種の方々が対応してくれ、若者と一緒になって考えてくれます。
平成14年に行われた調査では、24歳までの若年者の完全失業率は、16.3%と、全国でワースト3に入る愛媛県、『ジョブカフェ・愛ワーク』の開設で、未来を担う若者の夢を叶えられるよう我々も応援します。
ジョブカフェで今問題になっている、国民年金・健康保険の無加入も相談できたらいいなと思います。
転職のたびの手続きはたいへんですが、障害者になったときに、障害年金不支給・就職が決まってはじめて、無保険だったことに気がつき、遡及で保険料を請求されたり(健康診断を受けるために就職さきから提示を求められる)、などの切実で深刻な問題が現場で発生しています。ご一考をお願いします。
投稿情報: 坂の上の雲子 | 2005/05/29 午後 10時20分