5月31日は世界禁煙デーです。この日は、喫煙者に対しては24時間タバコを控えるように呼びかけると共に、政府、自治体、諸機関更に個人に対して適切な対応を求める日であります。
この日を前に、 「禁煙推進の会えひめ」(代表世話人 大橋勝英氏)は、22日松山市内に於いて様々なイベントを開催しました。
11時からは、市内大街道~銀天街にかけてデモ行進を行いました。医師、教育関係、一般市民など約130人が参加し、シュプレヒコールやタバコのコスチュームでの禁煙ソング、踊りを通行中の市民の方に禁煙、タバコの害についてアッピールを行いました。
午後からは、場所を愛媛県医師会館に移し、漫画家の高 信太郎氏の「ひっそり始める禁煙実践ガイド」の特別講演、その後は医師、教育関係者によるパネルディスカッション「禁煙指導の実際と工夫」のテーマで、最新の禁煙方法、喫煙者をいかにして減らすか、学校教育に於ける禁煙教育の重要性などについて活発な意見交換が行われました。会場には約350人の市民が参加していました。
『たばこは死向品!健康をむしばむ伝染病!』、 『禁煙は家族のための愛である』などの標語が示しているように、昨年の『健康増進法』の施行によって、喫煙に対する法的な規制が進み、同時に市民の喫煙に対する意識も大きく変わってきました。 喫煙は、自分だけの問題ではなく、完全分煙がされていない環境では、共に生活している家族、職場の同僚、友人にまで、癌などの健康上の悪影響を及ぼすものであります。
一度吸い始めると、なかなかやめることが出来ない煙草は、1996年アメリカでは、タバコを「習慣性のある薬物」と指定しました。
「喫煙者が悪いのではなくタバコが悪いのである。その存在を憎むべきである」との、パネラーの言葉が印象に残りました。
上記写真は左から
【デモ行進の様子 3枚】
【デモと平行して道路上のタバコの吸い殻も拾いました。お店のご主人もタバコのポイ捨てが多くて困ってますといわれていました】
【高信太郎氏の特別講演】
【医師、教育関係者によるパネルディスカッション】
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