『やはり議員仲間からの声は予想以上に好評でした。!』
6月4日、県公明党本部中予総支部の議員が中心となって、金亀建設株式会社の松前事務所を訪問し、西山周社長様から、農業生産法人『あぐり』の取り組みについて、お話を伺いました。
何故、『あぐり』を立ち上げたか?何故、『農業』に挑戦したのか?・・・・
確かに、土木工事の会社は、年度が始まる4月から半ばの9月までは、仕事の発注量が少ない。その時期をいかに乗り切るかが、年間の会社の収益に影響を及ぼすのである。
その舗装の仕事が減少する時期に、米を作ろうとした訳である。
しかし、仕事の総量が右肩上がりの時にはこのような発想はしない。土木工事量が年々削減されていくなかで、多くの企業が行っているリストラを回避して、熟練技能者を確保し、安定した経営を行うことを念頭に於いての決断で会ったとのことであった。
一番の障害は、意外にも社員の反応であったそうである。『なぜ百姓をしないといけないのか?』『舗装の仕事をしたいからこの会社に入ったのだ・・・』などの意見が多く出たとのこと。その中から5人の社員が手を挙げスタートした米作も、0.6haから出発し、5年で30haまで広がってきたとのこと。
舗装工事は、簡単そうに見えるかも知れないが、熱い合材を厚さ数センチに敷き広げるのは、超熟練の技術が必要です。しかし、自然相手の農業はもっと難しいとのこと。また、農業で収益をあげることは更に難しいと云われていました。
問題が山積の農業への参入とのことでありましたが、西山社長様の情熱を感じました。
『農業してる人に悪い方は居ませんから・・・・』の言葉が印象的でありました。
我々も、こういった先駆的な取り組みに、大いに応援していきたいと思います。
写真は左から
【賃貸農地の募集のチラシ】
【説明をされる西山社長】
【コンクリートミキサー車を改造した対比製造機械を見学】