9月16日、松山市議会9月議会の代表質問の答弁に立った中村時広市長は、島嶼部でありまた高齢化が進む中島地域には、恒久的な医療体制、365日24時間の一次救急医療体制、周辺5島の現在の診療制度の継続は市政の責任であると述べました。
町立中島中央病院は合併協議会のなかで、住民の健康と生命に関わる問題であることから重要課題と位置付け慎重な審議をして、合併後3年を目処に民営化するという協定が結ばれました。
そして平成17年3月に民営化医療法人を「医療法人有朋会 栗林病院」に決定し、今回の9月補正予算に現病院の駐車場に新病院を建設する為の事業費の補助金を計上しています。
市の支援としては、予定地の無償貸与、新病院の施設整備に対する補助、現医療体制の維持に対する一定の支援を行う予定であります。
新病院は、現在の中島中央病院内の駐車場に建設され、鉄筋コンクリート造一部5階建てで延べ床面積は3,200M2で、1階部分は、内科、整形外科などの外来患者の対応、2階には入院患者の病室、3階は手術室、医局、4階以降はデイケア、リハビリテーションルームの予定で、平成19年4月1日に仮称「なかじま中央病院」として出発する予定であります。
この病院の民営化は合併時に旧町民が一番心配した点でした。しかい今回の民営化の進展により、また新病院の建設で地域住民が安心して健康な日々を送れる島にしたいでね。私たちも応援します。
写真は上記左から
【二神島の診療所】
【新・中島中央病院の建設計画予定地の平面図】
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