平成19年春の『坂の上の雲』記念館(仮称)開館に向けて、講師に建築家の安藤忠雄氏を招き、記念館の工事進捗状況を踏まえながら、同施設の可能性を市民の皆さん共に考える第5回『坂の上の雲』まちづくり勉強会が3月1日18時30分より県民文化会館サブホールにて開催されます。勉強会参加に際しては受講券(ダウンロード)が必要になります。(勉強会の詳細は左記の記事参照)
今回の目玉は、記念館建築というプロジェクトの過程に於いて、この建物のコンセプトをより深く理解して頂く目的で、記念館の建築現場での勉強会を開催し、一般市民、また将来本市の建築界を担っていく若い建築家の皆様に伝えていくものです。
これは安藤忠雄氏のご理解、また担当課の尽力により開催が実現することになりました。
先ず3月1日の午後には、若い建築家に対して(建築士の資格ある方が対象)、同氏が現場勉強会を開催して頂けます。定員は50名で、 (社)愛媛県建築士会 (社)愛媛県建築士事務所協会を窓口にして申込を受ける予定で、希望者が多い場合は抽選になります。
そして、2日の午前には、1日夜のまちづくり勉強会に参加した一般市民から抽選で50名に限り、同じく記念館建設地に於いて、現場勉強会が開催されます。
完成した建物ではなく、建築中の建物を通して、建物のコンセプトを、設計した設計士から直接説明を受けることができることは稀であり、しかもその設計士が世界的な安藤忠雄氏であることを考えると、単に建築の技術に留まらず、芸術、文化面での多彩な才能に触れる機会であり、「ひとづくり」の視点からも、本市民にとって素晴らしいことであると思います。
今回のこの現場勉強会開催については、私は一昨年12月、昨年3月の本市議会の産業経済委員会で強く要望しており、実現できて嬉しく思います。
(詳細は本サイトの昨年5月11日の記事をご覧下さい)