28日午前、待望の『坂の上の雲ミュージアム』の落成式が執り行われ、私も出席させて頂きました。
席上、中村時広市長より「8年前に亡き司馬遼太郎氏の奥様に、小説坂の上の雲を題材としたまちづくり構想についてお願いに上がった時、司馬氏の遺言を理由に断られたが、2つの条件で使わせて頂けることになった。1つ目は、この作品で訴えたかった意味を正確に伝えて欲しい、そしてこの作品を大切に扱って欲しいということであった。このまちづくりの象徴であるこのミュージアムで歴史を人生を深める知的フィールドにして頂きたい。・・・」とのご挨拶がありました。
そして設計をされた、世界的な設計家である安藤忠雄氏ほかのご挨拶、アトラクションなどがあり、テープカットのあと、13時からは一般公開になりました。
このミュージアムの建設は、平成12年の私の初当選後、所属した市議会産業経済委員会でこの構想のスタートから4年間、このまちづくりに関して様々な審議をしてきただけに、感慨深いものがありました。
しかし建物を建てるのは容易であるが、今後このミュージアム活用し、どのようにまちづくりや、地域の活性化に繋げ、活かし、市民に見えるかたちで具現化していくのかが、今後のまちづくりの課題であると思います。
写真は左から
【挨拶をする中村市長】
【坊っちゃんマドンナとミュージアム前にて】
【一番町の道路からのミュージアム前景】