8月2日、市議会の都市・企業委員会視察で神奈川県横須賀市役所、上下水道局の逸見浄水場を訪問しました。
今回の視察の内容は、①水道ビジョンの策定について ②水道GLPの認定取得について ③CO2の排出を削減するための太陽光発電に関しての3点でした。
横須賀市の上水道は、明治41年に日本で14番目に出来たもので、もともと海軍の船への給水の目的で作られた上水道管の払い下げからのとスタートしたとのことでした。
①の水道ビジョンについては、国の策定指導を受けて、上水道を取り巻く問題点である、水質の向上、水源量の確保、経営状況、施設の更新、お客様へのサービスの向上など多くの課題を抱えており、それらの課題に対応するためには、従来の発想や視点を転換が必要で、事業の再構築をするために、横須賀市の上下水道ビジョンである「マスタープラン2010」を策定したとのことであります。
②は、水道水が、水質基準に適合しているかどうかの水質検査をする時に、従来のISO9001、ISO/IEC17025を基に「水道水の水質検査に特化した、信頼性を保証する規格」として制定されました。この水道GLPの認定を、横須賀市では2006年2月全国で3番目に受けています。
この①②については、松山市も策定、認定を目指しており、特にビジョン策定に於いては、経営目標に「お客様の満足度を最大化する」と、市民ではなくお客様としている点、そのために、「CS(顧客満足度)」の手法を積極的に取り入れた点について、学ぶべき点があると思いました。
上記写真は左から
【始めに、松山市議会、都市・企業委員長として挨拶をしました。】
【横須賀市の担当者から説明を受ける、各委員のみなさま】
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