松山市では、8月以降平年の降水量と比べても8月32%、9月46%と少なく、10月に113%を観測したものの、11月19%と一段と小雨傾向が続いています。
また南高井観測井の地下水位は、11月27日に警戒ラインの4Mを超え、12月4日は4.52Mと例年を約1.5M下回りました。
同じ天皇泉観測井でも同様に平年比約1.5M低くなっており、松山市の水源の半分を供給する井戸水源は「黄色信号」が点滅しています。
一方、石手川ダムの貯水率は、81.1%で平年並みとなっていますが、水道用の取水量枠は毎月決まっているので現在以上に水道用への流用は難しいとのことです。
それを受けて、松山市では5日に渇水対策委員会を開いて節水対策として、節水を市民に呼び掛けたり、ホームページに水源の状況を掲載することを確認しました。
【上記写真は、水が全く流れていない重信川・遠くに松山城】