12月18日、松山市は、地震、風水害等の大規模災害発生時において、松山市の災害対策本部と地域事業所が連携し、避難所までの道路被災情報の収集、また避難所の電気・ガスの確保など被災者救援の応急対応を迅速に実施して、被災者を早期に救援することを目的に、3団体1企業と協力協定を締結しました。
締結相手は連合愛媛と、松山市電設業協会、愛媛県エルピーガス協会松山支部、NTT西日本愛媛支店です。
協定では、
【連合愛媛】組合員約2万人が道路被災情報の収集や生活支援物資を調達。
【松山市電設業協会】避難所電気設備の応急復旧や、夜間停電時などの避難所への誘導を支援。
【愛媛県エルピーガス協会】避難所へLPガスを供給、また炊き出し用器材を貸し出し。
【NTT西日本】所有施設2カ所を避難場所として提供し、社宅の空き部屋約150戸を被災者に貸し出す。
災害時に於ける企業との協力関係について、松山市では既に平成16 年度から災害時に協力いただける企業を募っていて、約5,000 社以上の企業の登録がありますが、今回は、協定の締結と云うことで、より即効性があり、より実効性のある企業団体との連携であります。
既にこういった締結は、建設業協会、市内のデパート、スーパーなどと出来ています。
また今回のような、労働組合の「連合愛媛」と、地方公共団体との協定締結は、全国初と云うことです。
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