19日午前中、久しぶりに「ターナー島」の対岸にある通称「ナマコ山」に登りました。
ターナー島(四十島)は三津浜のさらに北、高浜港の沖合に浮かぶ周囲150mの小さな島で、周辺は四十島瀬戸と呼ばれ、潮流が激しいことで知られています。(なぜターナー島と云われるかは上記の立て看板をご参照下さい。 )
私がまだ高校生の頃まで、このターナー島には樹齢150年を越す松が茂っていましたが、昭和50年代に松くい虫の被害にあって一度は枯死しました。
しかしターナー島のシンボルであった松を何とかよみがえらせようと、当時の高浜小学校の北岡杉雄先生や地域の方々の長年の努力の結果、ターナー島に現在の見事な松を復活させることが出来ました。(現在のターナー島の松は上記の写真ご参照下さい。)
昨年3月に北岡杉雄先生にお会いした時に、「ターナー島の対岸のナマコ山の松の木がまた松くい虫の被害に遭い枯れているが、ターナー島の松に松くい虫の被害が及ばないよう、枯れた松を早く伐倒して欲しい。」と要望がありました。
また地元の「ターナー島を守る会」の方からも同様な相談があり、早速担当課に枯れた松の写真を持ち込み、現状を訴えました。
松くい虫の被害拡大を防ぐには、被害木の早期駆除がもっとも効果的です。
その後担当課でナマコ山の松を調査、そして8月に約20本の枯松を伐倒して頂きました。
しかし松くい虫の被害は、春から夏に現れます。今後も松の状態に注意が必要です。
上記写真は左から
【1・2枚目 上段が伐倒前で、下が伐倒後の状況です】
【今日のターナー島】
【ターナー島の由来が書かれた立て看板】
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