2月29日、4年に一度の閏日に、7年ぶりに西条市三芳にある「社会福祉法人白鳥会 東予希望の家」を訪問しました。
目的は、前職の一宮グループで一時在籍していた広報調査室(秘書課)の上司であった安井室長との再会でした。
安井氏はその後グループを退職し、現在はこの施設の運営責任者として頑張っておられました。
この施設は、一宮グループの創業オーナーが昭和57年に創設した身体障がい者の授産施設で、現在入所50名、通所30名の80名の方が活動されています。
県内でも大きい施設であり、私自身初めて入所されている方々の作業の様子を見せて頂きました。
MACがずらっと並んだ製版作業室、ミシンが並んだ縫製室、電器器具などの組み立て室などがあり、障がいの状況で担当する仕事が決められているとのことでした。
お話を伺うと、現在の最大の悩みは、現在施行されている障害者自立支援法により、障がい者の負担増、補助金削減でのスタッフの給与ダウン、その結果に依る人材不足、また入所者の最も大事な収入源である仕事量の減少、収入の減少など、施設を取り巻く環境は年々厳しくなっていることでした。
本当に大変な仕事だと頭が下がる思いでした。少しでも入所されている方々が、健常者と同じように、楽しく、生きがいを持って、幸せな人生をおくれるようサポートしなければと痛感しました。
またいろいろな問題を含んでいるこの支援法の改正検討も進んでいるとのことですが、誰のための法律なのか、しっかり検討して頂きたいと思います。
上記写真は左から
【正面玄関にて】 【縫製作業室にて】 【電気器具組み立て作業室にて】