2年前の松山市議会議員選挙の時、ある三津浜校区の父兄から「うちの子どもは児童クラブに通っているが隣の宮前校区にある児童クラブに通っている。低学年には遠いし、交通量の多い道路を通り、そして渡らなければならず大変危険で心配である。なんとか三津浜校区内で児童クラブを設置して欲しい。」と、また同じような要望も多数くあり、またEメールでもいくつかありました。
早速関係各課と協議した結果、設置できない主の理由は児童クラブの設置場所がないと云うことでした。
その後、市の子育て支援課、地元PTA、民生委員さんなどの努力が実り、松山市厚生福祉センターの1階の空いている部屋を借りてそこに児童クラブを設置することを松山市の担当部が承認し、今回の三津浜児童クラブの開所を迎えることが出来ました。
但し、今後の課題は定員は僅か29名であること、部屋が狭く定員増は困難であること、部屋を貸して頂く期間が1年であること、更にこの建物は新耐震基準を満たしてなく安全安心とは云えないことなど多くの課題を抱えての出発であります。
父兄からは「出来れば三津浜小学校の校舎のなかとか、敷地内にできれば良いのであるが・・・・。」 しっかり受けとめ今後の検討課題にします。
この件についても、本日の開所式に同行した公明党会派の小林宮子文教消防委員長も、積極的に児童の環境整備を進めていかなければと支援を約束して頂きました。
松山市内には61の小学校校区がありますが、そのうち児童クラブがあるのは44カ所であり、2校区で1カ所などもまだあり、今後全児童数は減少しても児童クラブ入所希望者は多くなる傾向にあり、子育てに優しいまちづくりが一層求められています。
上記写真は左から
【指導員の方と遊ぶ新一年生たち】
【みんなで写真を撮りました】