5月8日の夕方、松山城二之丸庭園で、松山市文化協会(今井瑠璃男会長)主催の第17回二之丸薪能が催されました。
私も初めて出席し鼓や笛に合わせた優雅な舞いに魅了されました。
約400人以上の来場者があり、こんなに多くの市民が二之丸に来られるのを初めて見ました。 午後6時のオープニングは舞囃子「西王母」で、石垣と鮮やかな新緑のなかの優雅な舞は時を忘れるような感じがしました。
更に7時を回るとかがり火がたかれ、暗闇に揺らめく炎に照らされた能舞台が浮かび、石垣が我々をタイムスリップさせてくれ、最後の観世流能の「巴」でクライマックスで約3時間があっと云う間に過ぎていきました。 まさしく「幽玄の舞」でした。
上記写真は左から
【2枚 炎影に浮かぶ能の舞】
【大蔵流 狂言 「千鳥」の場面】