先日、会派での協議のなかで、市議会議員が来客や市職員との応対に利用する応接室(6部屋)に今後も灰皿を置くことに関して可否の議論があった。
しかし、そもそも市庁舎内は市民や市職員の健康を守る観点で、排煙設備のある所定の喫煙所以外での喫煙は禁止されているはずではないのか。
このことに関しては、私の平成17年9月議会での一般質問で取り上げています。
【雲峰広行・質問要旨】・・・・・4点目として、本庁舎内、支所、その他の出先機関において、喫煙室、喫煙コーナー以外の場所にも灰皿が置かれているところがあると伺いましたが、そこに来訪する市民、そこで勤務する職員をアスベストを超える受動喫煙の健康被害から守るために、これらも例外なく撤去すべきと考えますが、理事者の御所見をお伺いいたします。
【総務部長・答弁要旨】
・・・・次に、喫煙コーナー以外にも灰皿が置かれているのではないかとの御質問でございますが、平成11年6月に策定いたしました松山市職員喫煙対策実施要領に基づき、喫煙コーナーを設置した時点におきまして、自席はもとより庁舎内における灰皿を撤去することといたしました。
したがいまして、本庁及び出先機関等の庁舎内でもし撤去されていない部署があるとすれば、市民、職員の健康を守る上からも、関係部署と連携し、周知徹底を図っていきたいと考えております。
早速、この質問・答弁要旨の内容を議会事務局にも申し入れ、灰皿の全面撤去を訴え、議会事務局としての見解を求めています。
本件については、様々な異論が私の所にも届いています。
○市議会は、ここで云う市庁舎には含まれない ・・・・市民はそう思ってくれるか?
○ヘビースモーカーの市民が来庁されたときには仕方ない ・・・・・航空機内でもその方は喫煙できるか?
○単純に議員、来客者は応接室で喫煙しても良い ・・・・・本音は議員自身の喫煙のためではないのか? では、同席している非喫煙者者や市職員の健康はどう守るのか?
以前、加戸守行知事が県立病院内で喫煙したと大騒ぎがありましたが、本市と同じように県庁内の議員控室、応接室にも本市と同じように灰皿が置かれています。
ひょっとしたら、灰皿を置くことと、そこで喫煙することは違うという理屈を云われるかも?
果たして市民が納得してくれるかどうかは不明ですが・・・・