保健所の職員の方からメールが届きました。
要旨は「6月議会のご質問中アナフィラキシーショックに関する答弁で、民間の広報媒体も活用してとお答えしていましたが、えひめリビング新聞社が昨日配布致しました「リビングまつやま(7/24号)」4面に、アナフィラキシーショックに関する記事が掲載されました。
また松山市ホームページにつきましては、松山市保健所のコーナーに7月2日に掲載致しましたので、ご報告いたします。」とのことでした。
松山市保健所ホームページでの掲載場所は、下記アドレスです。 http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hokensyo/1199479_2759.html
以下は6月議会での「蜂・アレルギー」に関しての質問要旨です。
「我が国では年間30人から40人が、蜂に刺されて亡くなっています。
1度蜂に刺された経験のある人が、同じ種類の蜂に2度目、3度目に刺された場合、最初に刺された時に、身体の中に蜂の毒に対する抗体ができ、2度目に刺された時にそれによって体内で激しいアレルギー反応を起こす現象が起こり、これがアナフィラキシー・ショックと呼ばれているものであります。
通常のアレルギー反応は、熱感、発疹などの局所の不快症状で済む場合がほとんどですが、特殊な体質を持った人が特定のアレルギー物質である蜂の毒素が体内に入ると、急激なアレルギー反応を起し、呼吸困難、血圧低下、意識障害など命に関わる全身症状を引きおこすことがあります。
これらは数分後に発症し急速に全身に広がり、著しく重いアレルギー反応が生じた場合、生命に関わります。
その場合30分以内の「アドレナリン製剤」(エピペン)の注射が必要になりますが、この自己注射薬は、我が国では2003年8月にはじめて認可され、2006年からは食物アレルギーによるアナフィラキシー・ショックにも使えるようになった新しい注射薬であります。
そのためか一般の市民もこういった自己注射薬の存在や、どこで処方してもらえるのか知らない方が多いのが現状であります。
そこで広く市民にこの「自己注射が可能なアドレナリン製剤」の効用や入手方法、対応出来る医療機関などを周知して頂けるような施策が必要と思いますが、理事者のご所見をお伺いいたします。」と質しました。