29日、心配していた前日の強風波浪の天候も治まり、良い天候のなか広島県立美術館で開かれている「ポーランドの至宝 レンブラントと珠玉の王室コレクション」展を観ることが出来ました。
この展覧会は、ワルシャワ王宮や国立美術館などが所蔵する絵画や工芸品約140点が展示されており、ポーランド芸術の粋を日本で初めて本格的に紹介する展覧会だそうです。
特に話題は日本初公開となるレンブラントの2作品で、“レンブラントのモナリザ”と呼ばれる名画『額縁の中の少女』と『机の前の学者』で、日本初公開だそうでした。
そのほかポーランド人画家による肖像画や風景画も展示されており、国の分割と云った苦難の歴史のなか、ポーランド人が育み守り抜いた芸術性と精神性にあふれる作品でありました。
更にコペルニクス、ショパン、キュリー夫人らポーランド出身の偉人の資料展示もあり、ポーランドの歩みや文化に触れることができました。
なお展覧会の会期は1月12日までで年末年始も開催されるそうです。
世界最高峰の芸術の粋、一見する価値はありますね。
上記写真は左から
【広島県立美術館の前にて】
【『額縁の中の少女』と『机の前の学者』】