発端は本年6月27日のターナー島を守る会の総会でのある会員から提案でした。
それは、「ターナー島を守る会が主催して松の苗を植えているが、選定などの手入れが出来てなく、その一帯は松の枝が繁茂しており立ち入れる状態ではないので何とかしたいがどうか。」と提案がありました。
経緯を詳しく聞くと、平成15年2月に当時の中村市長を招き、その年の高浜小学校の卒業生が梅津寺の見晴山にある秋山好古像の後ろの空き地に約40本の松の苗を植樹したがその後手入れが出来ていなくてとても見苦しい状況と云うことであった。
早速現地を確認したところ、その通りで上記写真の「Before-After」がよく分かります。
市役所の坂の上の雲まちづくり担当部長に現状を訴え、何とか公費で選定など整備が出来ないかと相談しましたが、私有地にある樹木であることなどの理由で、公費を使っての整備は出来ないと云うものであった。
その時に担当部長から「地域の他の諸団体と連携して、地域でこの秋山好古の像を守るために協力して整備することで、『坂の上の雲のまちづくり』が出来るのではないか。市の職員である我々も参加します。ぜひ地域住民と一緒にやりましょう。」と提案がありました。
その後ターナー島を守る会が主導して高浜校区の諸団体と連携し、賛同して頂き12月12日朝からの作業開始と決まりました。
当日は、ターナー島を守る会をはじめ、高浜地区交通安全協会、高浜地区消防団、高浜地区婦人防火クラブ、高浜公民館、高浜地区広報委員会、新浜土地改良区、高浜おやじの会、高浜大神輿の会、舞の会、平成14年度高浜小学校PTA、松山市の坂の上の雲まちづくりチームの皆さまなどの団体から約130名を越える方が集まり作業は開始昼頃まで概ね完了しました。
さすが人の数です、瞬く間に見事にきれいになりました。
感想は『やれば出来る』ですね。参加したからは、『ここは景色が良いね』、『桜もあったんだ、花見が出来る』、『秋山好古像が立派に見えるよ』など
参加した全員が『参加して良かった』と云われていました。
喜びがある活動でかいた汗はとても爽やかでした。
今度は、好古像のから約200m上にある秋山真之像の周りも何とかしないとと・・・・気持ちは前向きになりました。
公費を利用するだけではなく、このように地域住民の力と智恵を結集しての活動は、あらゆる地域活動の原動力と感じました。
上記写真は左から
【当日の作業風景 2枚】
【作業前と完了の対比写真 3枚】