一般的に医薬品には、同じ成分、同じ効き目でも値段の高い薬、先発医薬品と安い薬、後発医薬品があります。
この後発医薬品が、一般的にジェネリック医薬品と呼ばれております。
どのような画期的な発明の医薬品でも、その発売からおよそ6年後、または特定年月で特許が切れると、その有効成分や製法等は共有の財産になり、医薬品製造業者は自由に医薬品を製造できるようになるため、同じ成分の先発医薬品より安く、安全に患者に提供できるようになるものです。
平成22年12月議会で、私は安価なジェネリック医薬品の利用を促進することで、受診者の経済的負担の軽減や高騰する医療給付の削減につながると提言しました。
更に、ジェネリック医薬品情報を市民に的確に伝えて多くの受診者が利用しやすくするような方策に関して質しました。
その結果、本年4月から国民健康保険料の納入通知書等の送付にあわせて、ジェネリック医薬品希望カードが印刷された啓発用パンフレットが配布されるようになりました。
病院などの窓口で,ジェネリック医薬品の利用を希望する場合には、このカードを出すことで、その意志が医師にも伝わり、利用促進に繋がるものと期待しています。
上記画像が、納付通知書に同封される啓発用パンフレットです。