私のホームページを開設し、もう7年たちました。
開設当時まだまだ普及していなかったブログですが、現在ブログを書く人、所謂ブロガーは国内に数千万人居ると推定され、現在国内に約2,700万件のブログが存在するとの調査結果も出ています。
それらブログでは、ありとあらゆる分野の情報が発信されており、ブログが情報メディアとして大きな力を持つようになっています。
更にブログの情報は一般消費者からも信頼性が高いと受け止められ、影響力も大きくなっています。
そこで松山市では、12月10日~11日に、本市の魅力を多くの方々に紹介するシティプロモーションの一環として、多くの読者を持つ女性のブロガー(5名)を招贈し、里島での島めぐりや柑橘をはじめとした「まつやま農林水産物ブランド品」の収穫体験、及び観光地などを巡るツアーを実施しました。
そしてこのツアーでの体験や感想を各自のブログで紹介していただき、本市の魅力度
や知名度の向上を図るのが目的でありました。
ターゲットは、若い女性・・・です。
今回のブログを書く人、所謂ブロガーは、特に数千人の読者を持つパワーブロガーと呼ばれる方々で、「友達に教えたくなる!松山癒しの女子旅」をテーマに、女性に喜んでもらえる松山の魅力を盛り込んだ行程となりました。
訪問先は、銀天街、大海道、ロープウェイ街、松山城、晩翠荘、坂の上の雲ミュージアム、坊ちゃん列車、道後温泉本館、水口酒造、中島地域(神浦、怒和、宇和間、)などを訪問しています。
ありきたりのガイドブックや、観光コースよりブロガーの皆さんの感性の高い情報発信に期待しています。
私は、平成18年12月議会の一般質問で、ブログによる松山市の観光情報、名所、グルメなどの情報発信に関して以下提案しました。
『今回の提案は、従来の独立型のホームページに加えて、数年前から大流行のブログという手法を利用して、市民みずからがブロガーとなり、本市の観光資源に関して身近な情報、例えば観光の穴場、隠れた魅力、すばらしいもてなしの旅館、さらにおいしい店など、本市の潜在的な観光資源の情報を積極的にインターネット上に発信していただいてはどうでしょか。
そのために、本市の観光の魅力をブログを使ってインターネット上に発信する仕掛けをつくってはどうでしょうか。実現すれば、まさに全国初の試みになると思いますが、この御所見をお伺いいたします。・・・・』
その時の理事者の答弁は、素っ気ないもので、ブログにはメリットもあるが、悪評などの発信などのデメリットもあるとして否定的でした。早すぎたのかも・・・・
あれから5年、新しいIT手法を活用した情報発信の重要性を認めて頂けるような課長が出てきたと嬉しく思います。しかし他の自治体ではずっと先を走っています。
本市の独自性を発揮して頂きたいものです。
是に関しては次回の議会で新しい提案をしようと思っています。
上記画像は今回のブロガーのイメージ画像です。