1月松山市役所では、本市の関連建物としては初めて蛍光灯照明からLED照明への変更のための改修工事が行われました。
今回改修されたのは、市役所本館、及び別館のトイレ23カ所(男・女1カ所)の照明器具で、既存の蛍光灯菅からLED菅に変更されました。
またそれぞれのトイレに人感センサー(人と明るさに反応し、自動的に点灯・消灯する人感センサー機能)が設置され、更に省エネ効果を上げるようにしました。
また2月には、市役所本館1階の吹き抜けロビー部分の蛍光灯、水銀灯など全ての照明をLED照明に変更する予定です。
LED照明とは、光源にLED、いわゆる発光ダイオードを使った照明です。
LEDを活用した照明は、従来の蛍光灯などに比べて、小さい電力で点灯が可能で、蛍光灯の約50%の電力で照らします。
その結果、省エネやCO2削減に大きな効果が期待できます。
またLED照明は長寿命であり、1日12時間の使用で約10年間利用でき、さらに既存の蛍光灯などに含まれる有害な水銀などを含まないなど、環境負荷の少ない照明です。こういった利点を生かしたLED照明は以前より安価になり、いま全国の自治体で採用がふえています。
今回のLED照明への変更工事については、国の「中核市グリーンニューーディール基金」である1,800万円が財源と成っています。全額国の補助でありました。
私は、平成21年9月の一般質問で、市議会で初めてLED照明の導入を提案しました。
また公明党会派の平成22年度以降の市長への予算要望にもLED照明を加えており、環境政策として、今後もLED照明への転換を推進します。
上記画像は共に別館5階のトイレに設置されたLED照明器具です。