「ターナー島を守る会」が結成されたのが2002年5月で、私の市議会議員としての活動が始まったのも同月25日です。つまり本会の活動と私の議員活動は、同じスタート出会った云うことです。
思えばこの10年間、一会員として多くの体験をさせて頂きました。
特に潮騒クルージングでは、中島地域の本島に留まらず二神、野忽那、ユリ島、釣島なども訪問させて頂きました。
また高浜潮騒ウォークでは、地域の隠れた文化遺産などの再発見させて頂きました
また創立5周年の記念イベントでは、コラムニストで、子規記念博物館館長の天野祐吉先生の講演があり、そのなかで「便利、金持ちを追い求める今の文明社会で、私たちは、変わってはいけないものの多くを失っている。しかし、それを制御するのは「文化」であり、ターナー島を守る運動も立派な「文化運動」であると述べられた。」
また梅津寺の秋山好古の像がある通称見晴らし山に、高浜小学校生徒と当時の中村市長が植樹した松が、手入れをされていなくて枝が張って歩ける状況でないとの地域の訴えに対して、市役所の当時の雲まちづくり担当の矢野部長から、「地域の他の諸団体と連携して、地域でこの秋山好古の像を守るために協力して整備することで、『坂の上の雲のまちづくり』が出来るのではないか。市の職員である我々も参加します。ぜひ地域住民と一緒にやりましょう。」と提案がありました。
その結果、校区のターナー島を守る会が声を上げて、高浜地区交通安全協会、高浜地区消防団、高浜地区婦人防火クラブ、高浜公民館、高浜地区広報委員会、新浜土地改良区、高浜おやじの会、高浜大神輿の会、舞の会、平成14年度高浜小学校PTA、松山市の坂の上の雲まちづくりチームの皆さまなどの団体から約130名を越える方が集まり、枝落としの作業は開始昼頃まで概ね完了しました。
さすが人の数です、瞬く間に見事にきれいになりました。
感想は『やれば出来る』ですね。参加したからは、『ここは景色が良いね』、『桜もあったんだ、花見が出来る』、『秋山好古像が立派に見えるよ』など参加した全員が『参加して良かった』と云われていました。
喜びがある活動でかいた汗はとても爽やかでした。
公費を利用するだけではなく、このように地域住民の力と智恵を結集しての活動は、あらゆる地域活動の原動力と感じました。
このほかにも多くの思い出が出来たこの10年、まちづくりへの本会の責任は大きいと自覚し、これからも市議会議員としてしっかり汗を流して、地域でがんばっている皆さんが活動しやすい環境を創らせて頂きたい、裏方でお世話させて頂きたいと思います。
上記画像は左から
【挨拶をするターナー島を守る会の上堂秀一郎会長】
【野志克仁松山市長も駆けつけてご挨拶を頂きました】
【ターナー島を守る会のこの10年の歩み】