私は平成24年3月議会で、少子高齢化社会を迎えている現在、地域活動やボランティア活動の根本である人材の確保について、まだまだ元気で、様々な技術や組織運営の出来る、やる気のある60歳を迎えた市民の活躍が、今市政が求めている「市民協働の社会づくり」に必要であります。
そのために60歳を迎えた市民が、地域活動やボランティア活動に参加できる環境づくりの場として、そして社会活動への意識の啓発の場として、「還暦式」を開催してはどうかと提案しました。
提案を受けて、松山市では、これまでの地域社会の発展の原動力となって活躍し、退職年齢となる還暦を迎えようとする人々を主な対象者とした「2012松山市還暦交流集会」を11月23日にコムズで開催しました。
市はこの交流集会を通じて、青春時代を過ごした「元気な昭和」を思い起こしていただき、「まだまだ」、「これからやけん」というお気持ちを持って、その人生において培った能力や人脈等と
いった素晴らしい宝を生かし、_地域におけるまちづくりや市民活動団体の公益活動に一緒に汗をかいてみるかと思っていただける…そんな「きっかけ」や「気づき」の場と機会を提供する場として企画されました。
私も当日還暦はまだ先ですが、事前に会場を見せて頂きました。
メインのイベントは、我々の世代では懐かしい中村雅俊さんや南海放送の深夜放送の草分け的存在である門田洋子さんによる講演などが予定されていました。
講演の時は会場は約300人の市民で埋まり、大盛況であったと伺いました。(上記写真参照)
そして、還暦を迎えた市民の皆さまの、当に青春時代の生活の風景や、懐かしい映画、音楽などの展示がありました。 (詳細は上記チラシ参照)
そして、今回の目的である市民活動団体や地域におけるまちづくり活動の紹介に関する展示がされていました。
来年度も開催するとのこと、還暦過ぎても「まだまだ人生に余熱あり」の気概でがんばって頂けたら嬉しいですね。