6月14日の市議会での一般質問で、「フェイスブックを利用して、
若い世代へ情報発信すること」について、2点提案しました。
1つが、「選挙情報フェイスブックの立ち上げ」で、2点目が「若い子育て世代への身近な情報の発信について」でした。
「選挙情報フェイスブックの立ち上げ」については、今回の提案の理由として、国政選挙に於ける若い世代の投票率の低さであります。
昨年末に行われた衆議院選挙では、全国の投票率59.3%に対して20歳代の投票率は、37.9%、また愛媛1区の最終投票率は58.1%に対して20歳代は34.0%と20歳代の投票率の低さは他の世代と比べて顕著でありました。
また本年4月に改正公職選挙法が成立し、7月の参議院通常選挙からインターネットを使った選挙運動が解禁されます。
今回の改正の目的の1つに、特に若い世代に選挙に関心を持って頂こう、そして投票に行ってもらおうと云うことが挙げられます。
今回の改正の結果、選挙期間中も候補者や政党がインターネットを使って直接、有権者に発信するようになり、今まで選挙に関心が低かった若い世代もそれらの情報に触れやすくなります。
しかも、昨年9月のある出版会社の調査に依りますと、フェイスブックを利用している割合は、20歳代で55%と高い利用率が出ています。
そこで、若い世代がフェイスブックを多く使っていると云うことで、若い世代に向けた情報発信のツールとして選挙情報を発信してはどうかと提案しました。
そして今回、選挙管理員会の素早い対応で、参議院選挙投票日の1ヶ月前の21日に四国初の松山市選挙管理委員会からのフェイスブックが開設されました。
今回、選管管理委員会では、学生の投票率向上のために期日前投票所を市内の松山大学構内にも設置するとのこと。
今回のフェイスブック立ち上げと連動すれば大きな効果があるのではと期待しています。