4月1日から、やっと松山市役所庁舎で全面禁煙が実施されました。
私が議員になって2年目の平成15年3月議会で、私は、まだまだ知られていなかった「受動喫煙」という言葉を説明し、喫煙者のみならず非喫煙者の健康にも悪影響を及ぼす受動喫煙をなくすために、庁舎内の全面禁煙の実施を訴えさせて頂きました。
その後、何度もこの問題を議会で取り上げてきました。
その結果、次のような、受動喫煙の防止に向けた施策が実施されました。
2005年 9月 たばこ対策優良店制度の創設
2005年11月 市役所庁舎内に換気装置の設置された喫煙室を設置
2007年12月 庁舎内に設置されていた換気装置のない、仕切りのない
空気清浄機を全て撤去
2009年 4月 小中学校の敷地内禁煙の実施
2009年12月 歩きたばこ防止条例の施行
そして3月末に最後まで受動喫煙が黙認されていた、議会内の控室、応接室の灰皿が撤去され、そして議会建物の同じフロアにあった最後の喫煙室も撤去されました
この結果、市役所庁舎では一応、完全禁煙が完全実施されました。
しかし所謂、敷地内禁煙ではなく、建物外の敷地内や建物屋上には灰皿が置かれ喫煙がなされており、課題は残っています。
市の関連施設など公的建物の全面禁煙が進むことで、今後、その影響が民間施設に波及し、更に禁煙への意識が一般市民にも広がることを期待しています。
上記画像は
【庁舎内最後の喫煙室の撤去前と撤去後・床の汚れはたばこのタール?】
【喫煙室に設置されていた高価で効果の低いテーブル型空気清浄機】