松山市社会福祉協議会は、昨年12月、道後温泉本館の古い貸し浴衣を再利用する、リメークグッズシリーズの第3弾として、名刺入れの「紙の湯カードケース」を発売しました。
この商品の販売は、道後温泉本館、または市内若草町の社会福祉協議会で販売されています。
名前は道後本館の「神の湯」をもじり、名刺など「紙」が入ることから命名され、ポケットが1つの「シングル」(税込700円)と、ポケットが2つあり、折り畳める「ダブル」(同千円)の2種類があります。
昨年12月末の販売開始ですが、道後温泉本館を訪れる観光客がこの素朴な色合いや、温泉の浴衣生地を使っているというユニークさが受けて、売れ行きが好調と伺いました。
今回の「紙の湯カードケース」は、一昨年9月発売の「おじゃみクッション」、昨年5月の「湯玉トートバッグ」に次ぐ「松山TORICOT」(トリコ)のブランド名で販売する商品です。
雑巾などとしての再利用しかしていなかった古い貸し浴衣を有効活用し、3種の商品企画は市内の女性クリエイター集団「和音ファクトリー」がデザインし、浴衣を様々な色に染色は、障害者就労支援事業所が、そして裏地は、着物の生地をを再利用し高齢者グループが縫製を担当しました。
観光のお土産としてだけではなく、高齢者の生きがいや障害者の就労支援にもつなげようと、松山市社会福祉協議会が取り組んできたものです。
上記写真は左から
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