30日早朝、山本博司参議院議員に同行し高速艇で怒和島、中島を訪問しました。
上怒和地区では、今回の豪雨で住宅が土砂にのみ込まれ、母親と小学3年と1年の姉妹が犠牲になった現場で、哀悼の祈りを捧げさせていただきました。
各地区の総代の方から、現場に案内していただき、そして被害状況を伺いました。
島内の至る所に土砂崩れの痕跡が残っており、ミカン畑が埋まったり流されたり、農業の被害の大きさに改めて驚きました。
農業関係の復興作業は、ほとんど進んでおらず、どこから手をつけたらいいのか分からないくらい大きな被害でした。
また島内にある大小のため池、排水路、農水路に、多量の土砂が堆積しており、再び雨が降れば二時災害が危惧されます。
また、急坂なミカン畑に必要なモノレール、散水、消毒液を散布するスプリンクラーのエンビ配管も、至る所で寸断されており、完全に復興するには多額の資金が必要になると思います。
その結果、果樹農業を離れていく若い後継者がないようにすることが政治の責務と思います。
復旧の遅れている離島の支援へ、議会としてスピード感をもつて対応してまいります。
上記写真は左から
【被害状況の説明を受けました】【ここには新しいビニールハウスがあったとのこと】
【土砂の下にはミカン畑があった】【民家のすぐ近くでも土砂崩れ】【河床も高くなった】