17日は、横浜から新幹線、名鉄で移動し昼から岡崎市役所、市内移動して岡崎市図書館交流プラザで説明や実際の相談の様子を視察しました。
岡崎市への視察訪問は初めてですが、人口38.7万人、面積387Km2の中核市です。
参考ですが徳川家康の生誕地でもあります。
いまその岡崎市が中小企業の支援策 として年間事業費を約6千万つけて大きな成果を上げているのが「岡崎ビジネスサポートセンター」で短く「Oka-Biz」ともいわれています。
「Oka-Biz」開設の背景として、中小企業の経営者へのアンケートで25%で最も多かったのが「もっと売り上げを伸ばしたい」であったこととお聞きしました。
「Oki-Biz」は、この1点に注力して、金融機関でもない、会計士、税理士でもない新たな売り上げを伸ばすための相談体制を構築していました。
そのスタッフは高いビジネス能力、高いコミュニケーション能力をもち、最も大事な情熱をもったビジネスコーディネーター、中小企業診断士、IT/デザインアドバーザーなどの相談員6名体制と伺いました。
しかも相談は、週5日間で、市内市外は問わない、相談費用は何回受けても実質無料とのことでした。
その結果、昨年度2,914件の相談で解説5年で延べ10,000件を超えたそうです。
私が一番関心があった相談企業のオーナーさんの相談後の満足度については、アンケートで7割に達していると伺いました。
あるときは、売り上げを伸ばす知恵を、また異業種企業とのコラボを推進したり、相談スタッフのあらゆる能力や知恵、情報収集力が試されると感じました。
やはり事業を成功させるためにはまず人、最終的に人だということでした。
今回の岡崎市視察は、この点に最も感動しました。
上記画像は左から
【岡崎市図書館交流プラザでの視察の様子 2枚】