新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、国が6月に提供を開始した接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の普及が進んでいます。
このCOCOAは、スマートフォンアプリで、スマートフォンのブルートゥース機能を活用し、利用者同士が1メートル以内に15分以上いた場合、各端末に暗号化した記録が残り、コロナの陽性判定を受けた利用者が保健所から発行された処理番号を登録すると、過去2週間以内に接触の記録があった全ての端末に通知が届く仕組みです。
その結果、実際に「自分が陽性者と濃厚接触した可能性がある」と分かる点が画期的で、これまでの感染症流行時にはなかった新たな武器と言えます。
これと同種のアプリは各国政府も採用していますが、中でも日本のCOCOAは電話番号や位置情報など個人が特定できる情報は収集せず、「最もプライバシーに配慮したもの」となっています。
そしてこのスマートフォンアプリCOCOAのダウンロード数が、9月4日現在で1,600万件を超えました。
日本大学の研究では、人口の40%がアプリを利用し、接触の通知を受けた人が外出を60%控えれば、感染者数を半減できると試算しています。
更に国は、新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAで濃厚接触の可能性を通知され、本人がPCR検査を希望した場合、検査費用が無料になります。
まだまだコロナ感染拡大の不安が払拭されない今、是非このアプリを使ってコロナ感染リスク軽減しましょう。