社団法人協力隊を育てる会(三浦朱門会長)が募集した『帰国隊員支援プロジェクト』に応募し、審査のうえ多くの応募のなかから、見事支援決定の通知を受けました。
帰国隊員支援プロジェクトとは帰国隊員への支援事業で、青年海外協力隊帰国隊員として途上国で暮らし、そこで生きる人々とともに働いた経験を活かして、帰国後も途上国への協力活動や海外協力のための調査研究をするなど、国際協力に関わっている方々に、活動に必要な経費の一部を支援するものです。
今回、決定したプロジェクトの内容は、以前に協力隊員として赴任していたエジプトの民間の職業訓練校に於いて、障害者に、観光客のお土産用としてお菓子を作るノウハウを習得させると云うものであります。その為に必要オーブンなどの調理機材とか、食材の購入費がプロジェクトの支援対象になっています。
大川さんが、以前エジプトに赴任中、せっかく多くの観光客がいるのに、観光客に対して現地の特性を生かしたお菓子などが販売されていないところに着目し、障害者が自立できるよう自分たちでお菓子を作って販売すれば、収入が得られ、自立へ道が開けるのではないかと考えたとのことです。
支援期間は、来年1年と云うことで、年明けから準備にとりかかり、来年4月には現地に赴き、障害者に対して、調理方法とか、商品開発の指導を行う予定になっています。
愛媛県青年海外協力隊を育てる会としても、積極的に応援していくことになりました。
写真は、決定通知書を持つ大川さん
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