松山市の味生校区では3年前から、味生社会福祉協議会と地域の民生委員さんらが中心となって、地元の味生小学校、味生第二小学校の四年生と一緒に校区の独居老人宅(現在296人)を訪問しています。
今日、一緒に訪問活動した味生小学校の4年生は9人で、総合的な学習の一環で高齢者のお宅を訪問し、児童が書いたお手紙と育てたお花をプレゼントし、更に練習してきた手品を披露したり、肩たたきをして楽しく交流をしていました。
同行の兵頭純子民生委員さんに伺うと、核家族化が進み家庭で高齢者の肩を叩いたり、もんだりしたこと無い児童が多いとのこと。子供達に聞くと、今日は事前に担任の先生の肩で叩く練習をしてきたとのこと。児童にとっても、高齢者との交流は、家族とか地域の再発見の場になったようでありました。
高齢者の方からも、本当に今日は楽しみにしてましたと、嬉しい言葉が返ってきました。
子供たちを地域社会の中で育てていこうとするこうした活動や、そのための環境づくりが大切であり、こうした学社融合の運動を市内全域にも広げていかなければと感じました。