台風14号は、9月5日から7日にかけ九州や四国に記録的な豪雨をもたらし、中国西部や山陰、四国の一部を暴風域に巻き込みながら北東へ進み、 九州北部に上陸し日本海に抜けました。
松山市でも5日午前に災害警戒本部を、そして6日15時には災害対策本部を立ち上げ、台風による豪雨と強風と高潮に対して厳重な体制で臨みました。
特に私が住む市内西北部は、昨年高潮の被害を受けており、今回は台風の最接近(6日21時前後)と満潮時期(6日22時30分頃)が重なり、沿岸部は高潮への要注意カ所が多く心配していました。そして夜、8時半過ぎに、梅津寺町日向泊に住む友人から、高潮に対して自主的に避難するよう要請があり高浜小学校に移動している旨の電話が入り私も心配になり、校区内及び宮前川河口の三津地区を巡回しました。
宮前川河口、三津浜商店街入り口付近には、満潮と豪雨による河川の増水越流に備え、消防署員、消防団員が多数警戒態勢に入っており、また市役所の職員の方々も、「土嚢を積む応援に駆けつけました」と待機されていました。(上記写真左から1番目)
現場では、あと10センチ程度で、橋の桁が浸かるくらいまで水面は上昇していました。(上記写真左から2番目)
幸いにも、この水位がMAXであとは水位が下がり一安心でした。
一方、日向泊では、相変わらず大きな波が打ち寄せ(上記写真左から3番目)、民家の前の砂浜は危険な状況でした。
消防署員の方々の警戒態勢は続いていました。また避難先の高浜小学校体育館では、市の職員の方々も体育館で待機されていました。こちらも幸いに大きな被害が出なくて安心しました。
市民の生命、財産を守って頂いている消防署員、消防団員、市職員などの多くの方々に心から感謝致します。
我々も普段から地域の防災は、先ずは地域からとの決意で応えていかなければと思います。しかし、最近の台風災害では、以前より台風が大きくなり、それに伴って被害も大きくなってきた感がします。これは、地球規模の温暖化によるものか・・・・
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