私が委員長をさせて頂いている市議会・都市企業委員会では、常任員会の活性化及び所管事務調査の充実を図るために、一昨年11月に『都市の発展と景観保全』をテーマに選定し、精力的な調査研究を行ってきました。
昨年は、現状の把握と云うことで景観行政の現状を理事者から説明を受け、そして実際にはどうなっているのか、と云うことで道後温泉周辺、ロープウェイ街、三津浜地区、市役所前通りの4カ所の現地調査を行い、問題点などの洗い出しをしました。
そして年末には、先進都市の行政視察として、川越市(蔵造りの町並みなど)と台東区(江戸の町並み情景づくりなど)を訪問して、景観行政とまちづくりに関しての様々な事項の経緯や実際どうなのか、また意見や展望などに関して勉強をさせて頂きました。
そして本日は、これらの調査研究の区切りとして最終のとりまとめを行いました。
各委員からは、「道後温泉地域だけにこだわらず石手寺付近まで範囲を広げてはどうかとか」、「道後地区の北西地区の風俗店がある通りなどの景観の整備促進」、また「ローウェイ街について、平和通りまでの景観整備を推進してはどうか」、更に「城山への眺望を守るために、高さ制限も含めた景観整備なども加えてはどうか」など活発な意見が出ました。
また別の委員からは、「看板設置に関して違法設置看板の撤去、景観にそぐわない看板設置などの規制についても更に内容の検討が必要ではないか」などの意見が出ました。
これらのご意見などをまとめ、都市企業委員会からの提言として取りまとめた調査研究結果については、来月の3月議会で、委員長報告を行う予定になっています。
上記写真は、当委員会での審議の様子です。
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