6月1日と2日、同会派の同僚市議と鳥取市の県立図書館と篠山市役所で、先進的な取り組みを視察しました。詳細は下記のとおりです。
①鳥取県立図書館→分からないこと、調べたいことは図書館で解決
鳥取県立図書館は、平成19年に第1回「Library of the Year 2006」受賞しました。
受賞内容は、闘病記文庫やビジネス支援サービスなどをはじめとした、市民の目線に立った、要望に応えられるような図書サービス活動を展開しており、また県内市町立図書館および学校図書館との連携により、県全体の図書館サービスのレベルアップに積極的に取り組んできたことが評価されたとのことでした。
今回の視察で、お話を伺った担当者から、図書館は情報発信の場であり、また行政と市民の情報の架け橋になるとの意気込みを感じました。
多くの図書館が本を並べればいい、借りるのは市民といった受け身体質になっているが、この図書館では地域の中で、地域に関わった情報の発信で、地域や市民の役に立つ図書館をめざすと云う新しいこれからの図書館のあり方を示した点を学びました。
②篠山市役所→胃がんの原因であるピロリ菌検診について
篠山市と兵庫医科大ささやま医療センター、愛知医大、杏林大学は、平成22年度23年度に、胃がんを発症させやすくする細菌「ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)」の感染経路を解明するため、市内の小学生、幼稚園児らを対象に検診調査を行っています。篠山市と3大学による連携事業で、自治体単位でのピロリ菌検診は全国初です。
今回の視察では、長期的には学校におけるがん教育の重要性と、短期的には中高年への胃がん予防として、一定年齢でのABC検診や、陽性保菌者に対する除菌の重要性を学びました。
上記写真は左から
【県や市の行政からのチラシ、催し物のご案内がいっぱい並べられています】
【闘病記文庫の冊数 約1100冊】
【松山市の観光ポスター、パンフレットも展示して頂いていました】
【有名な「デカンショ節」は、元々兵庫県篠山市の民謡でした】