三津にある松山市地域交流センター内にある
三津浜児童クラブのグランド(約1,300M2)が芝生化され、9月上旬から児童に開放されます。
昨年8月に開催された三津浜地区のタウンミーティングの席上、野志市長から児童クラブのグランドの芝生化の提案がありました。
このグランドや
校庭などの芝生化については、
平成16年6月議会で公明党議員が議会で初めて提案し、実現へ向けてのスタートをきりました。
またその後、野志市長への
公明党議員団からの予算要望も盛り込まれました。
そして平成21年6月議会では、
公明党議員から新たに鳥取方式での芝生化を提案がありました。
その結果、今回の芝生化には、公明党が提案した
鳥取方式が採用されました。
この施工法は、芝の品種は成長が早くて丈夫なティフトンを使用します。
それを1平方メートル当たり苗ポット4株ほどを、まばらに植えて水やりを続けると、約2カ月ほどで一面に芝生が繁茂し、芝生化できるというもので、1平方メートル当たり100円程度で、維持費も余り要らないというメリットがあります。
芝生化のメリットには、芝生の弾力性によるスポーツ活動の安全性や、生きた環境教育としての活用、強風時における砂じんの飛散防止、降雨時における土砂の流出防止、更に夏季における照り返しや気温上昇の抑制などが挙げられます。
しかし一方で、これまで芝生化は、高コストで維持管理も大変ということで、全国の小中学校の約4%にとどまっていました。
松山市では、23年度に坂本幼稚園、石井、山越保育園の3園で始まった園庭芝生化事業、24年度には、潮見小学校、三津浜幼稚園、浅海、朝美保育園、そしてこの地域交流センターの5カ所が加えられ、
現在8カ所が芝生化されています。
校庭が芝生化された幼稚園、児童クラブ、学校などで子どもの体力向上や精神面での効果が期待できる芝生化をぜひとも、市議会公明党はこれからも導入の推進を図って参ります。
上記画像は、グランドの芝生化前と芝生化後の対比写真です