松山維新の会、公明党の女性議員が中心となって、本市議会初の議員提案の政策条例である「
松山市自殺対策基本条例(案)」の9月議会での提案、制定を目指し、住民説明会が三津にある
松山市地域交流センターでも開催されました。
8月10日の中島での説明会を皮切りに、今月28日までに10回の説明会が予定されています。
当日は応援議員として参加していましたが、多くの方々に集まってもらえるだろうかと不安でしたが、開会時間には50人を超える市民の方々が集ってくれました。
前回から住民説明会で、うつ病の方の職場復帰支援に取り組む
NPO法人「こころ塾」の村松つね代表理事から、うつ病の現状について、また自殺対策の重要性について、現場で携わっている方の生のお話しを伺っています。
私自身、身近な病気であるうつ病への認識も大きく変わりました。
自殺の原因がすべてうつ病ではないと思いますが、大きい要因であることは事実です。
講演の中で
「一生のうち1度以上うつ病になる人は、全体の1割である」、また「
自殺者の10倍の数だけ自殺予備軍が居る」、「
自殺をした人の内、それまでに何らかの相談機関を訪問していたのは72%もいる」など、この生きたいけれど死ぬことしか選択できなかった多くの市民を、私たちは何とかして救いたいと思いました。
村松代表理事から、「
そのためにはこの自殺対策基本条例がとても有効である」とも云われていました。
説明会に参加して頂いた、市民の方々も真剣な眼差しで聞いて頂けました。
上記写真は、講演をするNPO法人「こころ塾」の村松つね代表理事