災害が起こったとき、先ず自分、そして家族、地域住民の命を守るためには、先ず普段の防災訓練が重要であります。
11月4日、高浜校区を中心とした市内沿岸部で津波避難訓練・地震津波総合防災訓練が行われ、地元住民・自主防災組織・関係機関など約8,000人が参加しました。
今回の防災訓練は四国沖の南海トラフを震源とするマグニチュード9.0、震度6強の巨大地震が発生し、高さ3.5Mの津波が迫り、市内各地で人的および家屋被害が多数発生したとの想定で実施されました。
朝9時の、松山市内全域の市民の携帯電話などへの一斉エリアメール(緊急速報)の発信、防災行政無線からの緊急地震速報や大津波警報を合図にスタート、そして沿岸部の住民が一斉に高台へ避難を開始しました。
今回の防災訓練のメーン会場となった梅津寺公園駐車場では、津波に流されたがれきを再現し、取り残された住民の救出や、火災をバケツリレーで消火する訓練などが行われました。また、中島などの島嶼部からの負傷者の陸上自衛隊のヘリによる搬送訓練、津波に家屋ごと海に流された市民の救出訓練なども行われました。
本番さながらの訓練でした。
私も地域住民との一人として参加しましたが、このような防災訓練は、今、地震が起きたらどうする、この意識を忘れないためにも大変重要と感じました。
上記の画像は左から
【私が市議会で導入を提案したエリアメール】
【家屋の下敷きになった市民の救出訓練の様子】
【仮設の救護対応のテントの設置もアッと云う間でした】
【女子大学生の防災サポーターも参加しました】
【近くの高浜小学校グランドに負傷者を乗せたへりが着陸】
【海上の漂流者の救出訓練の様子】