21日午後 、市内の雄新中学校で、本市の中学校として初めての「がん教育」の一環として教育講演会が開催され、私もその教育講演会に出席させて頂きました。
なお昨年11月には、市内石井北小学校でも同様な「がん教育」が行われており、今年度はモデル校として、2校で「がん教育」が実施されるとのことでした。
体育館に1年生約190人、そして多くの父兄の方々が出席していました。
今回の授業の目的は「がんに対する正しい理解やがん患者に対する正しい認識及び命の大切さに対する理解を深めさせる」でありました。 そして授業は、医師の立場で四国がんセンターの専門医が、またがん患者を代表してNPO法人愛媛がんサポートおれんじの会の方が講師として招聘されていました。
私もこの「がん教育」の推進については、市議会でいち早く平成23年9月議会で、またその後、平成24年度から、全公立小・中学校で健康教育の一環として独自のがん教育プログラムを開発し、がんに関する教育を開始している豊島区教育委員会にも視察をして、平成26年3月議会で改めて本市の教育委員会に「がん教育」の必要性、そして実施を訴えて参りました。
今回の受講を視察し、児童生徒に、ただ単にがん予防を教えるのではなく、がんに対する正しい知識を持つことで、がん患者、がん経験者などに対する偏見や差別意識をなくし、命の大切さを教えることの教育の重要性を感じました。
来年度からの、「がん教育」の市内小中学校への拡充を期待しています。