先月末に中島大浦の市民の方からこんなメールが入りました。
『・・・・朝、我が家の前の岸壁に、し尿運搬用の船が止まり、島内のし尿を積んだバキュームカーがしきりに走ります。
中島の朝は海から浜風が吹きます。
そしてし尿の匂いが地域内に流れ、洗濯物や室内に漂って臭いがつきます。
住民は1日中いやな臭いに悩まされます。
この件を中島支所に相談しても、いっこうに解決いたしません。
どこに行けば誰に云えば、解決するのでしょうか?・・・・』
早速、調査したところ、松山市との合併後は津和地や怒和島などの周辺の島から毎日バキューム車で、海路はフェリーを使って中島本島の一時保管槽へ、それを、毎日、再びバキューム車で中島大浦の港まで運搬、港でし尿運搬船に積み替えて、松山市の港まで運搬、そして再びバキューム車で市内のし尿処理場まで運搬していることが分かりました。
『 なぜ、こんなに何度も何度も積み替えて処分しないといけないのか。もっと、運搬経路をすっきりはできないのか。』と素朴な疑問を感じました。
更に、積み替える度に運搬コストも上がるのではないかと思います。
今回の、臭いは、中島大浦でバキューム車から、し尿運搬船に積み込むときに臭いがするとの苦情でありました。
そこで、現場第一主義の議員としては、早速積み替えの現場に赴きました。
担当課長も同行して頂き、地元住民の皆さまも含めた関係者も集まって頂き、し尿の積み込み状況を見せて頂きました。
し尿運搬船への積み込みに際しては、臭いがしないような対策が講じられているとのことでした。
しかし、積み込み時に臭いがすると多くの住民からの苦情があることを考えると、何らかの要因があると思われます。
現地での視察後、中島支所で関係する方々との話し合いが行われました。
そして担当課の方で、今後原因究明と同時に、何らかの対策を検討して頂くことになりました。
今後のこの問題の動向に注意が必要ですね。
上記画像は、中島大浦港にてし尿の積み替えを見まもる関係者の皆さま。