市民からの苦情から実に10年かかりました。
この水路は別府町と北斎院町の境を西から東に流れているもので、当時この水路は雨水と生活排水が流れていて、雨が降らないと汚泥や生活排水のゴミなどが水路底に溜まり、夏場には溜まった汚泥に雑草が繁り、更に近隣に悪臭を放っていました。
地域から苦情があるたびに、私が市の関係課にお願いして水路底の泥をさらい、清掃をして頂いていましたが、抜本的な解決策を継続的に要望していました。
その後平成16年には、担当課で水路の改修に向けて測量調査をして頂き、そしてこの地域の公共下水道が昨年度に完成た昨年度、この水路に予算額1,000万円でコンクリート1.8M*0.9Mのボックスカルバートを設置する工事計画ができました。
しかも計画ではその上を通学に安全な2.5M幅の歩道(延長37M)にすることになっていました。そしてその工事は本年3月に完成しました。
この歩道は平成24年度には更に県道を越えて東方向にある約178Mの水路が歩道化される予定で、味生小学校への安全・安心な通学路が確保される予定です。
市民の声を、地域の問題を一過性のものにせず粘り強く、諦めず執念をもって取り組むことの重要性を改めて感じました。