31日、第25回愛媛県市議会議員研修会がひめぎんホールで開催され出席しました。
愛媛県市議会議長会の寺井克之会長の開講あいさつに続き、講演がありました。
講師はユーラシア21研究所 吹浦 忠正理事長で、演題は『地方自治を考える-理解と誤解』でありました。
以下講師が述べた内容をメモったものです。
○今の日本には目標がない、民主、自民の政治家は帯に短し襷に長しであり大物がいない。安全保障、外交、経済は国の仕事である。
○地方議会議員に対して、数を減らせ、歳費を減らせ、市民は誰だってそう思う。
しかし現状は、市議になり手がいない、副業しないと生活できない、しかも高齢化してえいる、数を減らして給料を上げるべきである。
○地方議員は、文化、教育に力を入れるべき
○教育について、ほめるだけではいけない、叱ることが大切である。体罰のすべてが行けないというのはおかしい。但し暴力はいけない。
○日本の若者が新聞を読まないことについて、新聞メディアもおかしい。国を代表するような大手新聞でさえ国際面は紙面の後ろの方に掲載されている。だから内向きになる。国際感覚に欠如するのである。
○政治家に必要なものは、情熱、志のあること。今の日本の若者には志がない。
○野田総理は25年間街頭遊説していた。彼は 松下政経塾の1期生だが、日本をどうするかもっと考えるべきである。政経塾の卒業生は若くして入塾し政界に出たが、社会に出なくて政界に出ている議員は駄目である。存在感のある首長、議員が出ないと日本は良くならない。
上記写真は左から
あいさつをする寺田克之会長、講演中の吹浦忠正氏