新年度の当初予算を審議する3月議会は、年4回の定例会の中でも一番重要な議会であります。
私は、議会本会議の2日目に会派を代表し、約50分に渡り代表質問をさせて頂きました。
この代表質問とは、市町の施政方針に対しての質問を、会派の代表が行うものです。
今回の市議会では、自民、松山維新、公明、そしてフォーラム松山の4会派から選ばれた1議員が代表質問を行いました。
代表質問の主な内容は、下記の発言内容のとおりですが、今回の代表質問では、理事者席に母校の松山北高出身の同級生3人の部長が居ます。
この同級生は、3月末で定年退職するために今回の議会が最後の議会となります。 今回の私の質問事項についてその内2人の部長に丁寧な答弁をして頂きました。 本当にお互い思い出に残る代表質問でありました。
また代表質問についての答弁については、行政はどのように対応するのか、今後分かりやすく説明させて頂きます。
発言内容
1. 「地方創生」の取り組みについて
(1) 「松山市人口減少対策推進本部」の設置について
(2) 「地方人口ビジョン」と「地方版総合戦略」の策定について
(3) 地方人口ビジョンに数値目標の設定をすることについて
(4) 総合戦略策定に向けての施策の提案について
①「子育て世代包括支援センター」の設置について
②本市での就職を条件に奨学金返済額を減免する制度について
③(仮称)移住支援センターの開設について
2. 本市の財政運営について
(1) 新年度予算での財源見込み及び予算編成について
(2) 厳しい財政状況の中で、今後の財政運営について問う。
3. 第6期松山市高齢者福祉計画・介護保険事業計画について
(1)松山市介護保険条例の一部改正について
①介護保険料の値上げの要因は何か、基準月額6,220円についての認識を問う
②低所得者の高齢者に対する負担軽減策、保険料の公平性を保つ対策を問う
(2)介護報酬2.27%引き下げの影響について
①介護報酬の引き下げの内容について
②今回問題になった社会福祉法人の内部留保についての見解を問う
③今後の社会福祉法人への改革に対する見解を問う。
④介護職員の処遇改善加算の実効性について
4. 産業廃棄物最終処分場支障等除去事業について
(1) 今回採用されている「鉛直遮水壁工法」について
(2) 設計会社から提出される入札方針について
(3) 新年度に発足する「評価委員会」について
(4) 工事発注に対し、より透明性を高めるための方策について
5. 島しょ部の交通・救急体制について
(1)興居島で始まる過疎地有償運送について
①サービスを受けることができる会員の加入目標と最新の会員数について
②ボランティア運転手、運送車両の確保について
③交通事故、事後の補償、住民からの苦情などへの対応体制について ④制度存続に向けた支援策について
(2)離島地域における航路運賃の低廉化について
①中島航路の高い航路運賃についての認識を問う
②中島航路は、離島住民の「道路」であるとの認識について
③航路運賃の負担軽減の取り組みと、今後の軽減策について
④「長崎方式」の手法で航路運賃の低廉化を図ることについて
⑤新造船の大きさ、バリアフリー化、省エネ性能はどうか。
(3)離島地域でのドクターヘリ導入に向けた準備、運航体制について
①無医離島で、誰がドクターヘリ出動を要請するのか。
②緊急離着陸場の確保について
③離島内での、救急患者の緊急離着陸場までの搬送について
④消防救急艇とのすみ分けはどうするのか
6. 防災行動計画について
「タイムライン防災」(事前防災行動計画)の策定について
7. 本市の工事発注について
社会保険未加入業者を排除することについて
下記画像は左から
【代表質問の様子】
【同級生の中野危機管理担当部長の答弁の様子】
【同じく土手契約管理担当部長の答弁の様子】