道路沿線の植栽は、枝葉が真夏の日差しを遮ることにより、路面温度の上昇を防ぎ、葉の蒸散作用などの気化熱の収奪効果が加わって、道路やその周辺の気温上昇を抑える効果、また冬の夜間には、気温の低下を緩和し、降霜を防ぐ効果があります。
更に交通騒音の緩和や自動車交通による大気汚染の影響を緩和するができると云われています。
但しこのようなメリットがある反面、手入れされていない道路沿線の植栽では、歩行や自転車通行の邪魔になったり、住宅又は店舗等から道路に出るのに見通しが悪くなったり、落葉の掃除、害虫の発生、強風や枯れによる倒木が懸念されます。
今回、市内の南吉田町の市道生石121号線の植栽が繁茂しており、駐車場からの出入りとか、歩行時の障害になっているとの苦情がありました。
早速担当課に報告し、調査後植栽の剪定が実施され、車からの見通しも良くなり、歩行者の邪魔にもならなくなりました。